馬籠宿から妻籠宿(1)

馬籠宿と妻籠宿 どっちから歩く?

2泊3日で愛知・岐阜・長野の旅にやってきて2日目。今日は中山道43番目の宿場である馬籠宿から、中山道42番目の宿場である妻籠宿まで中山道を歩きます。

馬籠宿から、妻籠宿へ歩く。

妻籠宿から、馬籠宿へ歩く。

どちらがいいのか調べると、

馬籠宿からは、 約1時間の登りと2時間の下り。

妻籠宿からは、約2時間の登りに1時間の下り。

馬籠宿から妻籠宿へ

ということで、今回は登りの少ない馬籠宿から歩くことにしました。

  1. 名古屋から電車でJR中津川駅へ。
  2. JR中津川駅から濃飛バス馬籠線で馬籠宿へ。
  3. 馬籠宿を散策。
  4. 馬籠宿から馬籠峠へバスで移動。
  5. 馬籠峠から妻籠宿へ中山道自然歩道を徒歩で移動。
  6. 妻籠宿からJR南木曽駅へ。
  7. JR南木曽駅からJR名古屋へ。

馬籠宿から馬籠峠へは3.3km(徒歩 約1時間)の登り。歩けない距離ではありません。

けれど、CNMS(頚性神経筋症候群)になってから極端に体力が落ちてしまった私は歩きとおせる自信がなかったので、バスを使うことにしました。

バスの本数は少ない

JR名古屋駅から朝8時17分発のJR中央本線 ナイスホリデー木曽路に乗って中津川駅へ向かいました。

中津川駅に到着したのは、9時34分

駅前から出ている馬籠宿行きバスは9時37分発

乗り換え時間はたった3分

これを逃すと、次のバスは40分後

季節により変動しますが、バスは1日に5本位しかありません。必死にダッシュし、ぎりぎり駆け込みました。

駆け足で馬籠宿 散策

バスに揺られて約30分、バス停「馬籠宿」に到着。ここで馬籠峠行きのバスの時刻を確認すると、

10時55分発。

その次は、13時15分!

バスは1日に4本と、これまた少ないのでなんとも不便です。時計を見ると、10時10分。

13時15分のバスだと、その後の行程が遅くなるのが不安で、なんとしても10時55分に乗ろうと、45分間の駆け足の散策になってしまいました。

馬籠宿

GWということもあり、大型観光バスが次々やって来て、けっこうな人出。

人ごみにうんざりして脇道に入ると、ご覧の通り。遠く恵那山や南アルプスの山々の緑のすがすがしさ!

新緑を楽しむポーニャ

往時に思いを馳せる

ツアー客がいなくなり、次の団体客がやってくるまでのわずかな間、静寂が訪れます。

馬籠宿は昔、火事で石畳と枡形以外はすべて消失したため、今、見られるのは復元されたものですが、静かな風情ある佇まいに浸れました。

石畳が続く馬籠宿

馬籠宿には文豪 島崎藤村の生家があり、彼の作品「夜明け前」にここの様子が描かれています。

  • 参勤交代の大名行列
  • 伊勢参りや金毘羅、あるいは善光寺へ参詣に向かう人々
  • 商人や飛脚など

さまざまな人たちがここを行きかった当時の往来の様子は、どんなものだったのか。ここで、どんなドラマが繰り広げられたのか。「夜明け前」を読んで、それを想像しながら歩くのもまた一興と思いました。

馬籠峠へ向かって

お店が途切れる辺りまで歩いてくると、この先の右手に展望台があり、さらに進むと馬籠峠に着きます。

馬籠宿の石畳の終わり辺り

私はここで折り返してバス停に戻りましたが、この左手すぐに馬籠峠行きのバス停があったことを後で知りました・・・。

馬籠峠に到着したポーニャ

11時10分、標高801mの馬籠峠まで歩くと1時間かかるところをバスだとたった15分で到着。

さあ、歩くぞ~!

挨拶は基本

ところどころ残っている石畳は滑って歩きづらく、うっそうと茂る木立は少し寂しげ。

ところどころ残っている石畳

けれど、たまにすれ違う妻籠宿方面から馬籠宿へと歩くご夫婦や親子連れ、外国人旅行者の人たちと「こんにちは」と挨拶し合っていると元気が出てきます。

この挨拶しあうという「山歩きの基本マナー」、大好きです。

海外では、ちょっとお店に入る時でも、エレベーターで隣り合っただけでも挨拶するのが当たり前。最初は戸惑ったたけれど、それに慣れると、逆に日本は挨拶しないことが多くて、何か変だなと思うようになりました。

休憩は立場茶屋で

標識に沿って歩き続けると、11時30分頃、宿場と宿場の間にある休憩所だった立場茶屋に到着しました。

立場茶屋の牧野家住宅

飲料水にもなるきれいな水や、トイレ、ベンチなどもあるので休憩するのにちょうどいい場所です。

神様みたいな木

中山道自然歩道を歩き続けていると、目を奪われる木に出会いました。

森の主みたい

樹齢300年の椹(さわら)の大樹

これは、樹齢300年の椹(さわら)の大樹です。

下枝が立ち上がっている形は神居木(かもいぎ)と呼ばれ、山の神や天狗が腰掛けて休む場所。

傷つけたり切ったりすると祟られると信じられていたそうです。

またこの椹は、檜、明檜(あすなろ)、高野槇、杜松(ねずこ)とともに、木曾では五木と呼ばれ、森林保護のため許可なしに伐採することを禁じられていたそうです。

島崎藤村の「夜明け前」によると、もし伐採したことが見つかれば、首が飛ぶ。それでも山深いこの場所で生計を立てるには木を切るしかない人もいたそうです。

そんなことを考えながら歩くと、またこの場所の違った面が見えてくる気がしました。

マイナスイオンいっぱい

さて、さらに歩き続け、途中、中山道自然歩道が倒木により通行止めになっているため車道を歩いたりしながら、男滝と女滝に到着。

立場茶屋を出てから、ここまでベンチに座って休めるような所はありませんでしたが、やっと小休止。清涼感とともに、とても気持ちいい場所でした。

男滝

しばしの休息後、また中山道自然歩道に戻り、妻籠宿を目指します。


関連リンク





【2008/05/20 12:03 】 | 国内 一泊二日の旅 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
>ひいろさん

ありがとうございます。
馬籠宿は数年前から行きたくて仕方ない場所で、本やネットで調べたり、こんな感じかなと想像したりしてました。今回、実際に行くことができて、こんなに天気に恵まれ、すばらしい景色を見れて嬉しかったです。やはり実現したいことは日ごろからイメージを思い描いていると本当になるんだなと、あらためて思いました。
【2008/05/23 12:10】 | URL | kiyo(管理人) #-[ 編集] | page top↑
すごくいい天気ですね。写真がきれいで気持ちよさが伝わってきます。
【2008/05/21 10:22】 | URL | ひいろ #-[ 編集] | page top↑
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