「五感力」の磨き方

忘れ去られた感覚

脳がいきいき「五感力」の磨き方(山下柚美 著 健学社 版)

脳がいきいき「五感力」の磨き方
(山下柚美 著 健学社 版)

2月8日の「霜柱」で書いたことに通じるような内容の本を見つけました。「五感」とは、

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のこと。

それが忙しい毎日の中で忘れ去られ、感覚が鈍ってきている。もっと五感を使えば、

日常の中で新たな発見がたくさんできる

と書かれていました。たとえば古代の人たちは、今の私達が聞こえない音も聞こえていたそうです。

今の世の中、音の洪水のなかで耳を塞ぎたくなることもあります。騒音から身を守るために、私達の耳の機能は退化したのでしょうか。

また、おもしろい話として、

匂いは、脳の記憶をつかさどる部分と直結

しているそうです。

ぼけやアルツハイマー患者の人たちに鼻が悪い人が多いというのも、匂いによる脳への刺激が少ないことが関係しているのではという話は、非常に興味を惹かれました。

五感を磨くにはどうしたらいいの

脳がいきいき「五感力」の磨き方(山下柚美 著 健学社 版)

この本には、五感を磨く方法がイラスト入りでわかりやすく紹介されています。たとえば触覚。

袋の中に物を入れ、手で触って何か当てる。

つるつる、ざらざら、ごつごつ、とげとげ、ひんやり、しっとり。

目を閉じ手ざわりだけで全体をイメージする。

感触を言葉にしてみる。

すると、いつもは使っていない部分の脳をいっしょうけんめい働かせている感じがします。

また、たとえば嗅覚。

「生活の中の匂い」には、どんなものがあるか。

最近は何かと消臭と言って臭い(匂い)を敬遠する傾向がありますが、昔はもっといろんな臭い(匂い)に満ちていた気がします。

この前、近所の家の前を通った時、お味噌汁の匂いがしてきました。夕飯の支度をしているのでしょう。その匂いが子どもの頃、台所でご飯を作っていた母の背中を思い出させ、せつないような懐かしさを感じました。こんな感覚は、ついぞ忘れていた気がします。

この他にも、いろいろな方法が載っていました。

耳を澄ます、目を凝らす、感触を楽しむ、じっくり味わう、香りを嗅ぐ。

五感を使うことで湧き上がる感情に身をゆだねてみる。

「五感力」の磨くということは、自然の中で手を泥だらけにして裸足になってはしゃぎまわっていた頃のように

「童心にかえって遊ぶ」ことと同じ

なのではという気がしました。




【2008/02/13 19:48 】 | 管理人のつぶやき | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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